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サステナブル事業室
持続可能な事業開発
青森の豊かな自然には大きな可能性があります。例えば 風。青森県に吹く「風力」はとても価値のある地域資源であり、持続可能なエネルギーです。サステナブル事業室では、青森の地域資源を活かし地球にやさしい事業開発に取り組むことで持続可能な未来を目指しています。また、カーボンニュートラルの実現に向けて、温室効果ガスの排出量の削減及び吸収作用のある事業を積極的に進めていきます。
事業内容
再生可能エネルギー事業
- 1
- 風況調査サービス
ドップラーライダーというレーザー光の照射により遠方の風況を計測する装置で、ウィンドファーム建設前の風況測定及び調査を行っています。
- 2
- 太陽光発電事業
自社敷地に太陽光パネルを設置し、2015 年より容量416kW の太陽光発電所を運営しております。
気候変動対策及び豊かな海づくりに
関する事業
- 1
- アマモを保全し、水産生物増殖を担う魚礁を活用した事業
漁業操業とアマモ保護の両立を考え竜宮礁(人工魚礁)の開発に携わり、特許(第981002号)を取得しました。竜宮礁は青森県の公共事業として、むつ湾に設置され、
これまでに4万基以上を販売しています。また、厳しい波浪に耐えられるよう巨大化し、青森県の外海だけでなく県外にも展開しております。
- 2
- アマモ種苗生産育成技術の開発
アマモのタネを陸上水槽で育てる技術(天然アマモの株分け移植に頼らない方法の確立)を開発。地域の漁業組合や浅虫水族館などと連携し、アマモ種苗生産に取り組んでいます。さらに、風力エネルギーを利用し、二酸化炭素を排出しない、持続可能な種苗生産を可能にしました。
- 3
- アマモ場造成によるブルーカーボン事業
県内の漁業者と協働し、各漁港にて種苗生産したアマモを海中に移植することで、むつ湾のアマモ場造成に取り組んでいます。この取り組みはスゲアマモを活用したアマモ場造成により、ブルーカーボンクレジットの認証を目指しております。また、松前町(北海道)においても、竜宮礁の設置とアマモ移植により、同様の事業に取り組んでいます。
- 4
- 地域循環共生圏に関する事業
むつ湾にて、アマモ場造成及びブルーカーボン事業を軸に地域循環共生圏のための事業開発に取り組みます。
海岸に漂着するアマモやプラスチックなどの漂着ゴミ、ホタテの残渣など、地域の課題であるゴミを活用し発電することによるエネルギー循環を目指しています。